トレーニングを習慣にしたいと考えてはいるけれど、続いたことがない。
続かなかった理由が、「忙しくなった、ジムが悪かった」など何らかの自分の都合だけではないこともあれば、自分の意思が弱いだけと自己嫌悪に落ち入るような方もいるかもしれません。ご自身で思いあたることも要因ではあると思いますが、多くの方にアドバイスをさせていただいてきたパーソナルトレーナーからみると、そればかりではないと考えています。
続かない方を責めたり、無理に頑張れという記事ではありません。
続かないことになんとなく後ろめたさを感じたりしている人は、過去を振り返ってみませんか?
そもそもトレーニングをする必然性がなかった
前提として、トレーニングを始めるのも、続けるのも、止めるのもあなた次第ですが、
トレーニングをするだけの必然性をそこまで感じていなかったのに、なんとなく自分の気持ちが1番ではなく、それ以外のキッカケで始めたのではないでしょうか?
(ジムやパーソナルトレーニングを止められる場合は、最初に約束したルールの範囲は大人として守りましょう)
- 友達が始めたから
- ジムの入会金が無料など
- 近くにジムができた
トレーニングを始めた方がなんとなく良いだろうと考えていたところに、たまたま上のような条件が揃ったような場合です。
上に書いたようきっかけとなった条件(メリット)は、あなたの気持ちとは関係なく時間経過とともに変わったり、失われるものです。
友達が止める、入会金が無料は最初だけ、場所が近いのも慣れて当たり前になる。
このようになった時に、自分の中でトレーニングを続ける必然性が高まっていないかぎり、少しずつジムから足が遠のくのも当然ですよね。
慌てることなくの自分のタイミングで
どんなきっかけで始めたとしても、誰かに無理をさせられるのではなく、あなた自身がトレーニングの大切さを実感したり、楽しいと感じられる経験につながった場合は、周りから何を言われれも習慣化することができるはずです。友達がやめても続いている方は、友達とは関係なく自分自身でトレーニングが大切だと実感されているからです。
トレーニングの大切さを実感できる人が素晴らしく、できない人がダメではありません。
トレーニングと体の情報に溢れていますが、周りに振り回されず、あなた自身がトレーニングが本当に必要だと思えた時に始めることも継続への一歩ですよ。