多くの人がトレーニングを続ける上で負担を感じるのは、時間の確保ではないでしょうか?
ただ、トレーニング時間の使い方に問題があるために負担を増やしていないかは考えてみても良いと思います。
本来、1時間ほどで済ますことが出来るトレーニングに1時間30分かけている可能性はありませんか?
単発であれば大きな違いはなくても、トレーニングを週1回以上の頻度で習慣にした場合、日常生活の中での1時間か1時間30分かの違いは大きいはずです。
今回はトレーニング中でも筋力トレーニングを中心としたトレーニングをされている場合について書きます。
トレーニングの時間がないなら、無くす、減らせる可能性がある3選
以下の3つが、よくある無駄なことをしている可能性がある内容です。
- 筋力トレーニング後のストレッチ
- 長すぎるウォーミングアップ
- 運動の種類が重複している
3つについて簡単に説明します。
1.筋力トレーニング後のストレッチ
1つ目は筋力トレーニングの後のストレッチ。
適切な筋力トレーニングをしているなら時間の無駄です。
パーソナルトレーニングでもトレーニングの後にストレッチを入れているところがあるようですから、一般の方がストレッチも大事だと考えてしまうのも無理はありません。ただ、リラクゼーションを目的としてなら否定しませんが、効果としてはやる必要がありません。そのため、時間効率を考える方には不要と言いきれます。
ストレッチが必要だと考える理由は体が硬いという状態を避けたいからだと思いますが、筋力トレーニングの後にストレッチをしないと体が硬くなるということは起きません。難しいことを抜きに筋力トレーニングの時の筋肉の状態を考えると理解できると思いますが、可動域を気にして動かしている時、筋肉は伸ばされて(伸ばして)いますよね?
2.長すぎるウォーミングアップ
2つ目は、長すぎるウォーミングアップです。
トレーニングの前に何らかのウォーミングアップは必要なことはほぼ間違いありません。GlimSCでもウォーミングアップのための運動や、トレーニング種目の重さを軽めから始めるなどを必要に応じてしています。
ただ、必要のウォーミングアップに時間と体力を無駄にしているだけです。
全ての種目にウォーミングアップを入れたり、メインの運動前に可動域を広げたり動きをよくするとされる運動に時間をかけ過ぎていないか見直す余地がないか考えてみましょう。
この点を修正するには、自分では判断が難しく客観的な目線も必要かもしれません。
3.運動の種類が重複している
時間がなく特に理由もなく、体の同じ部位を使う運動を複数入れているケースです。
腕立て伏せは、体幹も含めた全身運動と考えて良いのですが、動きを作っている主な筋肉は大胸筋と上腕三頭筋です。そこに追加して腕立て伏せ以外にも、大胸筋や上腕三頭筋の運動も入れているような場合です。
特定の部位のトレーニング量を増やす明確な理由がないのであれば、無駄に重複する運動をする必要ないはずですよ。
きちんとやろうとした結果としてやらないのは、メリットが1番ないですね
トレーニングにきちんと取り組もうとした人が無駄なことに時間を使い、トレーニングをやれなくしてしまうのは残念に思います。
トレーニングをやることを前提に、無駄を省くことを考えたいですね。
GlimSCでは、熱心な方ほど色々あるトレーニングの情報に振り回されて必要なことが何か分からなくなってしまわないように情報を精査してアドバイスをすることを心掛けています。