パーソナルトレーナーが「トレーニングされる方に対してどの位置にいるか」について書きます。
運動の種類によって変わってきますが、今回はスクワットなど立った状態実施する運動の場合です。
よく見かけるのは、上の画像(フリー画像サイトPhotoACより)のような位置が多いかと思います。
パーソナルトレーナーが背後
トレーニングをする方の背後に位置しています。
(イメージ画像なので、その他の要素は無視してください)
次に、GlimSCのオザワの場合の画像
GlimSCのパーソナルトレーナーオザワの場合は横
運動中は、ほぼ横にいます。
なぜそうなのかを考えたいと思いますが、
運動をしている間にパーソナルトレーナーがしなければならないことは何でしょうか?
数を数える?
励ます?
パーソナルトレーナーはフォームをよく観察できる位置にいたい
数を数えるのも、励ますのも役割には違いありませんが、パーソナルトレーニングで重要なのはフォームを常に確認することです。運動をされている方ご自身では、フォームを運動中に確認することはできません。それをリアルタイムでフィードバックをし、途中で修正やアドバイスができるのがパーソナルトレーニングの利点です。
だから、パーソナルトレーナーはフォームがよく見える位置にいる必要があります。
それが、横です。
それではなぜ横なのでしょうか?
運動を始めたら変わらない箇所が確認できる位置にいても仕方がない
実は、オザワも運動を始める直前までは後ろ側にいます。1枚目の画像のようにトレーニングされる方の近くにはいませんので、背後というわけではなく1m以上離れて全身に目がいく距離です。
画像のスクワットなどの運動は、運動を始めたら変わらない箇所があります。
- バーベルを握る手の幅
- 足の幅
この2つは最初に決めてしまえば、スクワットの途中で動かすことのない箇所のため、運動を始める前に確認しておけば大丈夫です。これを確認できる位置は後ろです。
変わる箇所が見える位置が横
上の画像のように、どのようにしゃがんでいるかは後ろからではほぼ分かりません。
これが横から見る理由です。
細かい話では「ニーイン」というような、しゃがんだ時に膝が内側に入ってしまうような状態などは後ろから見た方が分かりやすいのですが、それは横から見ていてもある程度は確認はできるので、必要があればあらためて背後から確認すれば良いので問題になりません。
ですからずっと背後(もしくは正面)で数を数えているパーソナルトレーナーがいたら、
なにを見ているの?
と、ツッコンでみてもいいかもしれません。