トレーニングに関連して「続ける・継続」を考えた場合、
「パーソナルトレーニングをいつまで続けたらいいのか?」という悩みもあるようですが、
それよりも多いのは、
「トレーニングが続かない」
という悩みではないでしょうか?
トレーニングが続けられない理由は?
トレーニングが続けられない理由はいくらでもあると思いますが、多くは以下の2つに入ると個人的には考えています。
- 必然性がない
- やり方が分からない
今回はそのうちの1つ、そもそも必然性がない(感じていない)について考えてみます。
必然性がない、感じていない(トレーニングをする動機が弱い)
体力や健康面で困っていることがあまり無ければ、そもそもトレーニングをする必然性がないのは当然です。
見た目の改善は多くの人にとって強い動機にならない
多くの方が筋力トレーニングなどのトレーニングをして見た目を改善したいと考えて始めると思いますが、続かなくて見た目が変わらなくても明日からの仕事や生活ができなくなる方はほとんどいないでしょう。そんなに続かなくてもそんなに困らないのであれば動機として弱いでしょう。
思いとコストが釣り合わない
「なんとなく良くなればいいな」くらいの思いの方ですと、トレーニングにかける時間やお金が釣り合わないと考えてしまっても当然かと思います。
「少しでもよくなったらな」くらいの良い意味で軽い思いであっても出来ることはあると思いますが、トレーニングは「キツくなくては」「週に何回はやらなくては」意味がないというようなトレーニングに対する極端で間違った認識がそこに重なると「思いとコスト」が釣り合わずに続かないでしょう。
身体能力、機能面に問題を感じている場合は必然性が高い
見た目も一定の方にとってはとても高い動機になると思いますが、それよりも強いのは身体能力、機能面で問題を感じている場合です。
身体能力は自分が期待している水準に満たなければ、仕事や趣味などを楽しむことや生活の質に関わる問題となることが予想されるでしょう。
ここではあくまで「感じている」というのがポイントです。
スポーツ選手のような平均から見れば体力がありそうな人がトレーニングをするのは、その世界では足りないと感じ、そのためにはトレーニングが必要と考えるからです。スポーツ選手でなくても、自分に期待する体力を満たしたいないと感じ、自信をなくしたり不安を感じさせることがあれば、誰に言われるでもなく何かを始めようとすると思います。
必然性を感じない人がトレーニングが続かないと悩むのは無駄です
周りがやっているとかなどの動機で続けるには、それ自体が楽しい活動ではないトレーニングは続けるのが難しいのは当然です。もし何回もやったり止めたを繰り返し続かないと悩まれているのであれば、1回なぜトレーニングをしたいのかを考え直してみると良いと思います。その結果、そこまでの理由がないのであれば、トレーニングのことは1回忘れて趣味や仕事などに打ち込まれた方が有意義だと思いますよ。